R8 測量士 午前No.8 偏心距離・観測方向数・許容範囲
TSを用いた基準点測量の数値基準を問う穴埋め問題です。覚えていれば即答できるタイプなので、数字を確実に押さえましょう。
この問題の答え
正解は 5
覚えるべき数値
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 偏心距離 | 測点間距離の6分の1以下 |
| 対回内の観測方向数 | 5方向以下 |
| 新点水平位置の標準偏差(厳密水平網平均) | 100 mm |
| 新点標高の標準偏差(厳密高低網平均) | 200 mm |
なぜその基準なのか
偏心距離:目的の点に器械を立てられないとき、近くの別の点(偏心点)で観測して計算で戻します。この「ずらした距離」が大きいほど戻すときの誤差が増えるので、測点間距離の6分の1以下に抑えます。「5分の1」と書かれていたら誤りです。
観測方向数:「対回(たいかい)」とは、望遠鏡を正(正位)と反(反位)にして1組にした観測のことです。1回の対回で多くの方向を観測すると時間がかかり、その間に器械の状態が変わって精度が落ちます。そのため5方向以下に制限しています。
標準偏差の許容範囲:水平位置100 mm、標高200 mm。高さの方が緩いのは、高さの測定が水平位置より誤差を含みやすいためです。
間違えやすいポイント
- 偏心距離は6分の1(5分の1ではない)。
- 許容範囲は水平100 mm・標高200 mm。数値を入れ替えた選択肢に注意。