R8 測量士 午前No.14 GNSS・TSを用いた現地測量
現地測量(地形や地物を測る作業)のきまりを問う問題です。ネットワーク型RTK法の整合確認がポイントです。
この問題の答え
正解は 2(選択肢2が誤り)
選択肢ごとの解説
1.使用する測量機は、2級GNSS測量機又はこれと同等以上を標準とする。 → 正しい
現地測量では2級GNSS測量機以上を使います。
2.単点観測法でTS点を設置した場合、1点の既知点を使用して整合確認を行う。 → 誤り
正しくは2点以上の既知点で整合を確認します。
単点観測法は1点だけで測位する方法なので、結果が周りとズレていないかを確かめる必要があります。確認に使う点が1点だけでは、そのズレが本物か偶然かを判断できません。2点以上と比べて初めて信頼できます。
3.セット間較差の許容範囲は、水平(南北・東西)20 mm、高さ30 mmである。 → 正しい
高さの方が緩い(30 mm)のは、高さの測定が水平より誤差を含みやすいためです。
4.TSを用いる標高測定は、必要に応じて水準測量により行うことができる。 → 正しい
より高い精度が必要なら水準測量に切り替えられます。
5.キネマティック法・RTK法では、GPS・準天頂・GLONASS衛星を組み合わせて使用できる。 → 正しい
複数の衛星系を併用でき、測位できる場所や時間帯が広がります。
間違えやすいポイント
- 整合確認は2点以上。「1点」と書かれていたら誤りです。
- 許容範囲は水平20 mm・高さ30 mm。数値を入れ替えた選択肢に注意。