R8 測量士 午前No.12 GNSS標高測量のきまり
GNSSで水準点の標高を求める「GNSS標高測量」の問題です。何級の水準測量に当たるかが問われています。
この問題の答え
正解は 1(選択肢1が誤り)
選択肢ごとの解説
1.GNSS標高測量は、2級水準測量に区分される。 → 誤り
正しくは3級水準測量に区分されます。
GNSSは衛星から高さを求めるため、レベルと標尺で1点ずつ丁寧に測る直接水準測量ほどの精度は出ません。そのため、より低い等級である3級に位置づけられています。
2.基線解析の固定点の楕円体高は、ジオイド高と成果表の標高から求めた値とし、元期座標又は今期座標とする。 → 正しい
「楕円体高=標高+ジオイド高」で求めます。成果表に楕円体高があればそれを使ってもかまいません。
3.令和7年4月1日時点の最新のジオイド・モデルは「ジオイド2024日本とその周辺」である。 → 正しい
最新モデル名はそのまま覚えます。
4.離島では、基準面補正パラメータから求めた値を加える必要がある。 → 正しい
離島は本土と別の原点で標高が決められていることがあるため、そのズレを補正します。
5.既知点とする電子基準点と新点間の距離は、6,000 m以上を標準とする。 → 正しい
近すぎると誤差が消えにくいため、あえて6,000 m以上離すのが標準です。
間違えやすいポイント
- GNSS標高測量=3級水準測量。2級ではありません。
- 距離の条件は「6,000 m以上」。「以下」と読み違えないこと。