R8 測量士 午前No.10 楕円体高とジオイド高から標高を求める
「標高=楕円体高−ジオイド高」の関係だけで解ける計算問題です。ジオイドの傾きをどう扱うかがポイントです。
この問題の答え
正解は 4(65.01 m)
使うのはこの1本の式だけ
楕円体高 = 標高 + ジオイド高
楕円体高は「計算用のなめらかな地球の形」からの高さ、標高は「平均海面(ジオイド)」からの高さ、その差がジオイド高です。
解き方
① 既知点Aのジオイド高を求める:
176.75(楕円体高)− 135.66(標高)= 41.09 m
② 新点Bのジオイド高を求める:
A→B方向へ1,000 mあたり−0.02 m傾いている。距離は6,000 m=6 km分なので、
41.09 + (−0.02 × 6) = 41.09 − 0.12 = 40.97 m
③ 新点Bの標高を求める:
105.98(楕円体高)− 40.97(ジオイド高)= 65.01 m
間違えやすいポイント
- 傾斜は1,000 mあたりの値です。距離6,000 mなら6倍する(6,000倍ではない)。
- 符号に注意。「−0.02 m」なのでジオイド高は減る方向です。
- 最後は引き算(楕円体高−ジオイド高)。足すと答えが大きくずれます。