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R6 測量士 午前No.12 水準測量の誤差とその消去法

水準測量の誤差の種類と消去法を問う問題です。誤差の名前と消し方の対応を正確に覚えているかが問われます。

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令和6年 測量士試験(午前) 問題(実際の試験問題)

出典:令和6年 測量士試験 午前 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

この問題の答え

正解は 1ad が誤り)

選択肢ごとの解説

a.鉛直軸が傾いて生じる誤差を視準線誤差といい、三脚の1本を同一標尺に向けて整置して消去する。 → 誤り

定義も方法も取り違えています。視準線誤差は「視準線と気ほう管軸が平行でない」誤差で、前視・後視を等距離にして消します。三脚の1本を同じ標尺に向ける方法は鉛直軸誤差への対策です。

b.標尺の零目盛が正しくない零点誤差は、レベルの据付回数を偶数回にして消去する。 → 正しい

c.標尺の下方を読定しないことで、大気の屈折の影響を小さくできる。 → 正しい

d.付属水準器が無い標尺は、前後に動かして読定値が最大となるところを読む。 → 誤り

正しくは「最小」となるところが標尺の鉛直な状態です。標尺を前後に傾けると読みは大きくなるので、いちばん小さい値のときが真っ直ぐ、という理屈です。

e.地球の曲率の影響は、前視・後視の中央にレベルを整置して消去できる。 → 正しい

間違えやすいポイント

  • 視準線誤差=視準線と気ほう管軸のずれ(前視・後視を等距離で消去)。鉛直軸誤差と混同しない。
  • 標尺を前後に動かすときは最小値を読む(鉛直の位置)。