R7 測量士 午前No.17 標高差による隣接写真の重複度
土地の標高で写真の重なりが変わることを使う計算問題です。「高い土地ほど重複度が小さい」という関係が分かれば解けます。
この問題の答え
正解は 3(約87%)
考え方
カメラは一定の高さを飛びます。土地が高いほどカメラに近く、写真1枚に写る範囲が狭くなる → 重なりが小さくなります。
解き方
① 対地高度=地上画素寸法×焦点距離÷素子寸法=0.02×0.021÷(7×10⁻⁶)=60 m(基準面20 mから)。カメラの標高=20+60=80 m。
② 重複度が最小になるのは一番高い標高40 m(カメラに近い)。そこでのカメラ高=80−40=40 m。
③ 標高40 mの地上画素寸法=7×10⁻⁶×40÷0.021≒0.0133 m。写真短辺の地上長=3,360×0.0133≒44.8 m。
④ 重複度80% → 撮影基線長=44.8×(1−0.8)=8.96 m。
⑤ 基準面(標高20 m)の写真短辺=3,360×0.02=67.2 m。
⑥ 重複度=(67.2−8.96)÷67.2≒約87%。
間違えやすいポイント
- 高い土地=重複度が小さい。最小重複度80%は一番高い標高40 mで起こる、と読み解くのがカギ。
- 撮影基線長(コース内の写真間隔)はどの標高でも一定なので、それを橋渡しに使う。