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R4 測量士 午後No.4 選択〔No.4〕地図・GIS

地図編集、投影法、GIS、地理空間データの品質を扱います。

問A-1 地図編集

問A-1 地図編集 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問A-1 地図編集 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

26 枚

① 図郭1枚の地上サイズ=縦0.60 m×5,000=3,000 m(X方向)、横0.80 m×5,000=4,000 m(Y方向)。
② N市のX範囲75,000〜93,000=18,000 m→3,000 mで割って6列。Y範囲19,000〜40,000は原点基準の格子(16,000〜40,000)に収まり6行。
③ 6×6=36枚の枠のうち、市域(いびつな形)が実際にかかる図葉を数えると26枚です。

問A-2 地図編集

問A-2 地図編集 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問A-2 地図編集 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

点Aを含む図葉の左下隅=X 90,000、Y 32,000
点Dを含む図葉の左下隅=X 84,000、Y 20,000

図郭線は原点から3,000 m(X)・4,000 m(Y)ごと。左下隅は「その座標以下で最大の格子線」。
・点A(93,000, 34,000)→X:90,000〜93,000の枠、Y:32,000〜36,000の枠→左下(90,000, 32,000)。
・点D(84,500, 22,000)→X:84,000〜87,000、Y:20,000〜24,000→左下(84,000, 20,000)。

問A-3 地図編集

問A-3 地図編集 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問A-3 地図編集 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

X軸方向=72.0 cm Y軸方向=84.0 cm

市域を囲む最小の長方形の地上サイズを縮尺で割ります。
・X方向=93,000−75,000=18,000 m→18,000÷25,000=0.72 m=72.0 cm。
・Y方向=40,000−19,000=21,000 m→21,000÷25,000=0.84 m=84.0 cm。

問B-1 地図投影

問B-1 地図投影 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問B-1 地図投影 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

1=○
2=× 正:0.9999
3=× 正:大きくなる
4=× 正:1/10,000
5=× 正:大きくなる

平面直角座標系はガウスの等角投影法(1は○)。原点(X軸上)の縮尺係数は0.9999で、そこから東西に離れるほど縮尺係数は大きくなります(2・3が誤り)。ひずみの最大は1/10,000以下(4が誤り)。5は、X座標が大きい(北の)C・Dの方が子午線が集まるので経度差は大きくなり誤りです。

問B-2 地図投影

問B-2 地図投影 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問B-2 地図投影 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

ア=距離 イ=方位 ウ=600 エ=1,734

正距方位図法は、中心から各点への「距離」と「方位」が正しい図法。
① 緯線10度=10×111=1,110 km が図上18.5 cm。縮尺=18.5 cm÷1,110 km=1/6,000,000→600万分の1(ウ)。
② 東京-沖ノ鳥島=図上28.9 cm×600万=173,400,000 cm=1,734 km(エ)。

問B-3 地図投影

問B-3 地図投影 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問B-3 地図投影 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

23 km

メルカトル図法は緯度が高いほど東西方向が引き伸ばされて表示されます(拡大率は1/cos(緯度))。逆に言うと、同じ図上長さが表す実際の距離は cos(緯度)倍。
地上距離=図上距離×縮尺分母×cos40°=0.03 m×1,000,000×0.76604=22,981 m≒23 km。

問B-4 地図投影

問B-4 地図投影 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問B-4 地図投影 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

2本の標準緯線により、南北に広い範囲において長さや面積のひずみが少なくなるため。

標準緯線=ひずみがゼロになる緯線。1本だとその近くしか正確でないが、2本にすると2本の間と周辺の広い範囲でひずみを小さく抑えられます。

問C-1 GIS

問C-1 GIS の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問C-1 GIS の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

(1,777 , 815)

ズームレベルを1つ下げると、タイルは縦横2枚ずつが1枚にまとまります。つまり座標は2で割った商(切り捨て)。X=3,555÷2=1,777(余り1)、Y=1,630÷2=815。→(1,777, 815)。

問C-2 GIS

問C-2 GIS の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問C-2 GIS の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

4,096 枚

ズームレベルが1増えるごとにタイルは4枚(縦2×横2)に増えます。12から18は6レベル上がるので、4の6乗=4,096枚に分割されます。

問C-3 GIS

問C-3 GIS の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問C-3 GIS の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

ア=14 イ=9 ウ=15 エ=28,445 オ=13,045 カ=53

① 合計144を各ズームレベルのタイル数で割り、平均が初めて10以下になるのを探す。z12は1枚で144、z13は4枚で36、z14は16枚で9→初めて10以下(ア=14、イ=9)。
② ただし平均が下がっても、データが集中したタイルの「最大値」はまだ10超。もう1段細かくしたz15で最大値が10未満になる(ウ=15)。
③ z12座標(3,555,1,630)をz15へ=×2³=×8した範囲。最大データのタイル座標は(28,445, 13,045)(エ・オ)、データが0でないタイルの総数は53枚(カ)。

問D-1 品質評価

問D-1 品質評価 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問D-1 品質評価 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

1=データ内容及び構造 2=参照系 3=データ品質 4=参照系 5=概覧

属性(どんな情報を持つか)は「データ内容及び構造」。高さの基準(東京湾平均海面)や座標系・暦は「参照系」。位置の正確さは「データ品質」。準拠した規程類は全体の要約である「概覧」に書かれます。

問D-2 品質評価

問D-2 品質評価 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問D-2 品質評価 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

1=○
2=× 理由:道路種別に「建設中の道路」が定義されているため
3=× 理由:鉄道種別に路線の名称は含まれていないため
4=× 理由:道路の名称は多重度が0か1で、名称を2つ以上設けることができないため
5=○

UMLクラス図の読み取り問題。DM_道路施設面は「DM_道路施設種別」を持つ(1は○)。DM_道路種別の列挙に『建設中の道路』がある(2は誤り)。DM_鉄道種別は種類の分類だけで路線名は別(3は誤り)。名称[0..1]は0個か1個の意味なので2つは不可(4は誤り)。DM_鉄道の場所はGM_Curve=線型(5は○)。

問D-3 品質評価

問D-3 品質評価 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問D-3 品質評価 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

直接評価法=人間またはコンピュータのプログラムにより直接検査し、品質の評価をする方法。
間接評価法=参照データのメタデータ等、外部の情報に基づいて品質の評価をする方法。

直接評価法は、データそのものを直接調べて品質を測る方法。間接評価法は、そのデータを直接見ず、素性(メタデータや作成履歴などの外部情報)から品質を推し量る方法です。

問D-4 品質評価

問D-4 品質評価 の問題
令和4年 測量士試験(午後) 問D-4 品質評価 の問題

出典:令和4年 測量士試験 午後 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ

ア=識別情報 イ=制約情報 ウ=保守情報 エ=配布情報 オ=範囲情報

各パッケージ名は中身で覚えます。データの素性紹介=識別情報、使用制約=制約情報、更新の頻度=保守情報(メンテ)、配り方=配布情報、空間・時間の範囲=範囲情報。