測量士への道

測量士・測量士補の独学応援サイト

R4 測量士 午前No.2 地心直交座標系

地心直交座標系について、公式問題の条件と○×文を一つずつ照らし、正しい理由・誤りの理由を初心者向けに整理します。

問題(実際の試験問題)
令和4年 測量士試験(午前) 問題(実際の試験問題)令和4年 測量士試験(午前) 問題(実際の試験問題)

出典:令和4年 測量士試験 午前 問題(国土地理院公表)/国土地理院ウェブサイト(試験問題・解答例のページ)

この問題の答え

正解は 1

○×文ごとの詳しい解説

判断1 → 正しい

確認する文:点A(北緯0°、東経135°)の地心直交座標は、自転軸方向を表すZ座標が0となる。北緯60°の点BではZ座標は正の大きな値になる。

正しい。Z座標は「赤道面からの高さ」なので、Z=R×sin(緯度)で決まります。緯度0°(赤道上)ではsin0°=0でZ=0、緯度60°ではsin60°≒0.87なのでZは大きな正の値になります。

判断2 → 正しい

確認する文:点Aから点Bへ、東経135°の子午線に沿って北向きに一定の速さで移動する間、Z座標は0から正の値へ次第に増加する。

正しい。北向き(緯度が増す方向)に移動するとZ=R・sin(緯度)は0から増加します。緯度は時間に比例して変わりますが、sinの形なので直線ではなく曲線的に増えます。

判断3 → 誤り

確認する文:経度は東経135°のまま変わらないので、移動中のX座標は正のまま増加し、Y座標は負のまま減少する。

誤り。符号が逆です。東経135°ではX=R・cos(緯度)・cos135°で負、Y=R・cos(緯度)・sin135°で正です。移動に伴いX座標は負のまま0に近づくように増加し、Y座標は正のまま減少します。

初心者向けの見直し方

  • まず「誰が・何を・いつ行うか」を分け、主語と対象を確認します。
  • 誤りの文は、どの語句や数値を直せば正しい文になるかまで確認します。
  • 計算問題は答えだけでなく、使う式・単位・代入順を問題画像と照らします。