R4 測量士 午前No.19 空中写真の重複度
空中写真の重複度について、公式問題の条件と○×文を一つずつ照らし、正しい理由・誤りの理由を初心者向けに整理します。
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この問題の答え
正解は 5
○×文ごとの詳しい解説
判断1 → 正しい
確認する文:等高度で撮影する場合、同一コース内の隣接空中写真間の重複度は、標高が高い(対地高度が小さい)場所ほど小さくなる。
正しい。標高が高いほど対地高度が小さく、1枚が覆う地上範囲が狭くなるため、撮影基線長が一定なら重複度は小さくなります。
判断2 → 正しい
確認する文:撮影基準面(標高200 m)における同一コース内の隣接空中写真間の重複度は、約72%である。
正しい。
① 飛行機の高さを求める:基準面での地上画素寸法10 cmと素子寸法7μmから、対地高度=9 cm×(10 cm÷7μm)≒1,286 m。海抜では200+1,286≒1,486 m。
② 一番高い標高600 mの土地では、飛行機までの高さが1,486−600=886 mと小さいので、写真1枚に写る幅(進行方向=短辺11,000画素)=886×(11,000×7μm)÷9 cm≒758 m。ここで重複度がちょうど最小の60%になるので、シャッター間隔ごとに進む距離(撮影基線長)=758×(1−0.60)≒303 m。
③ 撮影基準面(標高200 m)では写る幅=1,286×0.856≒1,100 mと広くなるため、重複度=1−303÷1,100≒0.72 → 約72%(選択肢5)。
判断3 → 誤り
確認する文:撮影基準面における重複度は、撮影範囲全体での最小重複度60%と等しく、60%である。
誤り。最小60%になるのは最も標高の高い場所です。撮影基準面(標高200 m)は標高が低く被覆幅が広いので、重複度はより大きく約72%になります。
初心者向けの見直し方
- まず「誰が・何を・いつ行うか」を分け、主語と対象を確認します。
- 誤りの文は、どの語句や数値を直せば正しい文になるかまで確認します。
- 計算問題は答えだけでなく、使う式・単位・代入順を問題画像と照らします。