R4 測量士 午前No.16 TSによる高低差の標準偏差・誤差伝播
TSによる高低差の標準偏差・誤差伝播について、公式問題を見ながら判断の根拠を整理します。
この問題の答え
正解は 3
選択肢・設問のポイント
- 正しい。「Dで偏微分」とは、iを固定したままDが少し変わるとZがどれだけ変わるかの割合のこと。Z=D×sin i なので、この割合はsin iです。i₀=30°を入れて sin30°=0.5(ア)になります。
- 正しい。5 + 5×10⁻⁶×100,000 = 5 + 0.5 = 5.5 mmです。
- 誤り。正しくは3.50 mm(選択肢3)です。
① 距離の誤差が高低差に効く分=0.5×5.5 mm=2.75 mm。
② 角度の誤差が効く分=D×cos30°×σ_i=86,603 mm×0.000025=2.17 mm(ウ=86,603、エ=5″÷(2×10⁵)=0.000025ラジアン)。
③ 誤差伝播の法則で合成:σ_Z=√(2.75²+2.17²)=√12.25=3.50 mm(オ)。
※誤差伝播=距離と角度それぞれの誤差が、計算結果(高低差)にどれだけ影響するかを求めるルール。互いに無関係な誤差は「2乗して足して平方根」で合成します。
間違えやすいポイント
数字や用語だけで判断せず、問題画像の条件と、説明文の主語・対象を一つずつ確認しましょう。
